お茶のポリフェノール

お茶は、ポリフェノールを多く含む飲み物です。緑茶をはじめ、紅茶、ウーロン茶などには、タンニン、カテキンなどのポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは、いわば総称です。食品によっていろいろな種類のポリフェノールが含まれています。お茶に関しては、タンニンやカテキンなどが豊富です。


主な食品のポリフェノールの量は下記のようです。

(飲料100ml、食品100gあたりの総ポリフェノール量(mg))
赤ワイン230、コーヒー 200、緑茶 115、紅茶96、トマト69、ココア62

ポリフェノールの主な働きとしましては、コレステロールの酸化を抑制し、活性酸素の働きを抑えるという抗酸化作用があります。
活性酸素は、私たちの体内において、その強い酸化力と殺菌力でばい菌やがん細胞などと戦う酸素のことで、必要に応じて体内にて生成されています。

更に、ストレスや不規則な生活やタバコや紫外線などの影響を受けると必要以上に生成されてしまうのです。
必要以上に生成された活性酸素は、その強い酸化力と殺菌力によって体内の正常な細胞までをも傷つけてしまうのです。
ガンや動脈硬化などの病気の引き金にもなります。それらに対して抗酸化作用の働きが大きな役割をポリフェノールは持っております。

ポリフェノールは、チョコレートやココア(カカオ豆)にも非常に多く含まれ、3000mg/100g を超える製菓ブランドもあります。

野菜や果物の総ポリフェノール量は平均で100g 当り50mg、緑茶(煎茶)では205mg/100ml 位が含まれています。